第11章 Night 11
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近「二人とも‼︎」
近藤さんたちが階段で私たちのいる階へ上がってきた。
沖田さんはまだ怪物と戦いをしているようだった。
私は沖田さんと戦ってる怪物の
頭に蹴りを入れた。
ドォォォォオオオオ
怪物はいきなりの私の攻撃を
読めなかったらしく、遠くへ
飛ばされた。
沖「おいおい、人の獲物奪うたぁどういう神経してんでさァ」
『……』
沖田さんの言葉を無視して私は
すぐに飛ばされた怪物の方へ向かった。
ドオオオン
私の拳は壁にめり込んだ。
怪「上だ」
怪物の声が上からした。
…言われなくてもわかってる。
私はバク宙してそのまま怪物に向かって両足を向けて吹き飛ばした。
ドオオオン
怪物はまた吹き飛ばされた。