• テキストサイズ

GIFT 【R18】

第8章 クリスマス・イブ





12/24 pm 4:30


銀色のイルミネーションに彩られた夕方の並木道を
たくさんの人々が行き交っていく



誰もが
幸せそうに笑っていた










あのクリスマスの夜から
一年が経った



ただ何となく毎日を過ごしていた響也の前に
ナナは突然現れた



彼女と出会って
響也は人を大切に思う気持ちを知った




響也にとってナナは
神様がくれたGIFTだった

















響也は
隣を歩いている彼女の手を取ると
自分の上着のポケットに入れた



顔を上げたナナが
次の瞬間
瞳を輝かせる



つられて空を見ると
雪が降り始めていた






差し伸べた小さな手の上に
真っ白な結晶がフワリと乗った



嬉しそうなナナの頬にそっとキスをして
響也は微笑った























これからも2人は













こんな風に

寄り添って歩いていく…
































《 GIFT end. 》







/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp