第6章 シニカル【傭兵】
何回も何回も同じことをされると、限界というものが来る。
私は限界だった。
『ぁあ゛…うぁ゛…ふ…んん゛ッッッッ…もうっ…むりぃ゛…』
奥まで突かれた途端、私の身体は快感の塊が弾けた。
『ッッッッ…んん゛…ぁあ゛…ぁ、ああッッッッ…ッ〜〜〜〜〜!!!!』
ナワーブの肩に回していた手は、ナワーブを思いっきり抱きしめた。
ナ「ッ……俺も…!」
ナワーブが言った瞬間、身体の中は熱いもので満たされていく。
『…んん゛〜!!…なわーぶ…ッ…』
疲労と快楽に飲まれ、私は気を失った。
×××
いきなりの気持ちよさに目覚めた。
『んぁ゛…!!』
下を見ると、まだナワーブと繋がっている状態だった。
気を失ってから何分経ったのだろうか。
時計をチラッと見ると、30分は経ってたみたいだ。
ナワーブは寝ていた。