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自由の翼を掴む話【進撃の巨人】

第129章 優柔不断



「俺も同じだ。
俺もそれはお前から教わったからな。」

「……それって何ですか?」

「俺に言わせてぇのか?」

「聞きたいです。」

エマはそっと
リヴァイの腰に手を回す。




「お前が俺に、恋を教えたんだろ?」



リヴァイはエマの耳元で
囁くように言うと、
エマの顔を覗き込んだ。


「そんなに赤くなるなら俺に言わせるな。」

「……ほんとに言ってくれるとは
思ってなかったんです。」

エマはリヴァイの肩に、
赤面した顔を伏せる。

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