第6章 Happy New Year!6
阿「気を取り直して….
赤井くん、君は何を書いたんじゃ?」
赤「特別に何もありませんよ。
これからも職務を全うする、ということ以外には。
ただ、今年中に決めておきたいことはありますが」
阿「ほぉ、それはなんじゃ?」
「おまたせしました。お雑煮できましたよ」
3人組「わーい!お雑煮お雑煮ー!」
阿「ちょうど良かった。
今、赤井くんの、今年じゅうに決めておきたいこととやらを聞こうとしてたとこじゃ」
「決めておきたいこと?」
3人組「えー?!お雑煮はー??」
阿「それなら行儀が悪いが、食べながら聞けば良いじゃろが。
赤井くん、いいじゃろ?」
赤「はい」
3人組「いっただっきまーす!」
阿「こぼさんようにな。
さ、赤井くん。発表してくれ」
赤「これです」
ペラッ
〝、Will you marry me?
(、結婚してくれ)〟
…ブフウッッッ!!!
哀「…なっ!ゲホッゲホゲホッ!」
赤「大丈夫か?よく噛んで食べないとだぞ」
コ「いや、アンタのせいだから!
なにサラッと半紙でプロポーズしてんですか?!」
赤「変か?」
阿「そうじゃぞ。
習字に英語はいかんじゃろ」
コ「いや、ソコもつっこむところ違う」
「………/////」
赤「嫌か?」
「えっと、その」
赤「まぁイヤと言われても、諦めるつもりはないがな」
「//////」
安「その紙をよこせ、FBI」
赤「なにをする気だ」
安「決まってる。その呪われた紙に、世界中の悪人の名前を書き込んでやる」
赤「◯スノートにはならんぞ」
コ「…他局のネタ使わないでよ2人とも。デ◯ノートなら死神きちゃうでしょ」
ピンポーン。
『こーんにちはー』
「あっ、蘭ちゃんたちだっ」
コ「死神かと思った…」
パタパタパタ。
哀「さん、うまく逃げたわね」
コ「ゆでダコみたいになってたけどな…」