第4章 Happy New Year!4
ピンポーン。
「まただ。はーい。
………?なんだろコレ?
おっきな封筒?」
元「どーしたのー?ねーちゃん」
「なんだか大きな封筒が届いたんだけど…開けてみるね」
ペリペリペリ
阿「なんじゃこりゃ?
今年の計画:〝今夜0時にさんの寝室に忍び込みます。怪盗キッド〟
こりゃ計画…ではなく予告状じゃ!」
コ「はぁ?!キッド?!
でもなんで寝室になんて…」
阿「まてまて。まだ続きがあるぞい。
〝今夜ひととき、さんをめくるめく官能と快楽の旅へと誘いましょう。お望みなら今夜だけと言わず、いつまでも…〟」
ピッ。
赤「もしもし、赤井だが。
FBI本部へ連絡して2時間以内に一個連隊を日本へ送れ。全員重装備で発砲許可も頼む」
ピッ。
安「降谷です。
公安全員に出動と銃携帯許可を。
それと、地下5階の拷問部屋を開けといてください」
コ「死ぬ!キッド死んじゃうよ!」
赤「日本のコトワザ?か。
こんな言葉があるだろ。
『人の恋路を邪魔する奴は、銃に撃たれて死んじまえ』」
安「同感だ。キッドとは共に戦ったこともあったが、さんに手を出すなら多少痛い目にあって貰わねば」
コ「いや、だから撃たれたら死ぬって!
あと赤井さん、『馬に蹴られて死んじまえ』だからね?!」
哀「はぁ…
大人げない…」