第1章 Happy New Year!1
「明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします、赤井さん」
赤「おめでとう。今年もよろしく、」
「…ふふっ」
赤「なんだ?」
「似合いますね、着物。
初めて見ました」
赤「そうか?
堅苦しくて落ち着かないが…」
「お正月ですしね。
今日くらいはガマンして下さい」
赤「了解した。………」
「?なんですか?」
赤「いや、着物姿もなかなかそそるな、と思ってな」
「えっ」
赤「このままベッドにいかないか?」
「なっ、何言ってるんですか。
これからコナン君たちが来るんですから手伝って下さい……
……って、どこ触ってるんです」
赤「前に日本の番組で見たんだが。
…こう、帯を引っ張るとくるくるーっと…」
「時代劇じゃあるまいし!
やっ、ちょっとやめて下さいって」
ピンポーン。
『こーんにーちはー!!』
赤「…ちっ」
「(助かったっ…)
はーい」
阿「明けましておめでとう、赤井くん、くん。
おや?どうかしたのかね?」
「なんでもありません、阿笠博士。
今年もよろしくお願いします」
赤「おめでとうございます。
博士、ちょっとお聞きしたいのですが。
どうすればこの帯がくるくるーっと………(もがっ)」
「(27周年を誇る人気番組でイケメン投票トップ3に入る人が帯くるくるとかやめてくださいっ)
なんでもないです博士。
どうぞお気になさらずに」
阿「そ、そうかの?」
歩「うっわぁ!今日のお姉さん、キレー!!」
光「ほんとですね。着物がとってもお似合いです!」
元「すげー!姉ちゃん、いつもの服もすらーっとしてるけど、着物着ても超イケてんなー!!」
「そ、そう?
ありがと/////」
コ「オメーら、元旦の挨拶はどうしたよ」
哀「博士に言われてたの、忘れちゃったの?」
3人組「あっっ!
あけまして、おめでとーございまーーす!!!
ことしもよろしくおねがいします!!」
「おめでとう。今年もよろしくね」
阿「さてさて。
毛利くんや蘭くんや園子くんがまだじゃが、先に今年1番にやらねばならんことを始めるとしようかい」