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星空 【鬼滅の刃】

第18章 定期健診


「人が来たら困るもんなァ?」

フッとやわらかく笑った実弥が意地悪く愛おしそうに星波を見つめると、星波は涙目でキッと実弥を睨みつける。

「ちゃんとやめただろォ?」

(蝶屋敷だしなァ。ここでするのは本当に嫌がってるかも知れねェ。しょうがねェあと数日の辛抱か…)

実弥は星波の様子を伺っている。

(確かにやめてって言ったけど…けど……けど…)

「………、やめな…いで…ほしかっ…た…」

星波が恥ずかしそうに小さな小さな声でポロッと言葉を落としたのを、実弥は聞き逃さなかった。
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