第18章 定期健診
「名前かぁ…そうだなぁ…あ!リア…私の誕生花のアベリアから取って、リアはどうかな?」
「リアさんですね!素敵だと思いますっ炎柱様は正体を隠す必要はないのでそのまま紹介しますね!」
「うむ!」
話をしながら隠の待つ部屋へと向かう。
「さぁ入りましょう」
アオイに促され、ザワザワと話をしている隠たちの部屋へ入っていく杏寿郎と星波。
「なぁお前見たか?昨日ぐらいから風柱様の機嫌がものすごく悪くてすんげぇ怖ぇんだ」
「だよなぁ!ビリビリと空気が刺さるような圧を感じたぜ」
「うへぇ…怖ぇ…」
コホン
アオイの咳払いでおしゃべりをやめた隠たちが入口の方へと視線を向ける。