第18章 定期健診
実弥side
「要は今までしていた型をするだけだから、特に難しいことはねぇなぁ!」
「あぁ!呼吸をつかうわけではないから体への負担もないな!」
「代々受け継ぐってこたァ、風弥に風の呼吸を教えるってことかァ?…なんかいいなァそういうの」
風弥を見て優しく微笑む実弥。
「不死川もすっかり父親の顔だなぁ!」
「ただいま戻った」
「おゥ冨岡ァ!ありがとよォ!」
「ところで、隊服を持ってこいと言われていたが、みんなで何をしてるんだ…?」
炭治郎が先程と同じように神楽について説明をする。
「承知した。着替えてくる」
義勇は久しぶりに隊服に身を包み、みんなの元へと戻った。