第17章 友達
「それなぁ!俺もいいと思ってたんだよ!買ってやる!」
「え?自分で買えますよっっ」
「これは礼だぁ!さぁて、俺は嫁たちにやらしい下着でも買っていこうかねぇ!先に外で待っててくれぇ」
「!?…はい!」
星波が慌てて外に出て宇隨を待っていると、すぐに宇隨は店を出てきた。
「お待たせぇ。ほらよ」
宇隨が渡してきた紙袋がやけに大きいので中を覗くと、透明な包でかわいくラッピングされたテディベアの柄のシルクのパジャマが入っていた。
「宇隨さん?これは…?」
「それもやる!」
「わぁ!いいんですか?ありがとうございますっ!シルクのパジャマは須磨さん、まきをさん、雛鶴さんのオススメですもんね!」
「おうよ。嫁たちも星波とお揃いだと喜ぶと思うぞ」
「嬉しいっ早速今日から着ますっ!」
「そうしろそうしろ!さ、土産買って冨岡んとこ行くぜぇ」
「はいっ!」
土産にくずきり餅を買うと狭霧山に向かった。