第15章 誕生日
「2人とも過ぎちゃってるっっ!杏寿郎さんっ!一緒に住んでるんだから教えてくれればいいのにっ」
「うちは長い間男所帯だから、ここ数年誕生日は祝ったことがなくて、星波と富岡みたいに軽く菓子を渡す程度のやり取りだったからな!」
「それなら私もお菓子をプレゼントしたかったですーっ」
「む、それは悪かった!」
「俺は来週です!」
「来週っ!?炭治郎くん来週なの!?」
「星波さあああぁん!俺は9月ですうぅ」
「俺は10月だぜぇ!」
「私は12月ですっ」
「3人はまだこれからね、よかった!実弥さんは…?」
「俺は11月だァ」
「実弥さんもこれから!私も後日きちんと伊之助くんと杏寿郎さんの誕生日を祝わせてくださいねっ!炭治郎くんの来週の誕生日もぜひ!」
「やったぜ!」
「ありがとうございます!」
「ありがとう星波!楽しみにしている!」