第12章 退院
「どうしたァ?ぽんぽん空いたか?」
星波は思わずクスッと微笑む。
「っ!こ、これは、弟たちの面倒見てた時の癖でっ…ちィッ…」
「風弥のぽんぽんが空いたみたいだから、お乳をあげましょうねぇ」
先程の仕返しと言わんばかりに星波が揶揄う。
不死川はやめろォと怒りながらもテキパキとおしめを替えていく。
「実弥さん、おしめ替えるの上手ですよね!」
「まァ慣れてるからな。よし、できた!洗ってくるからゆっくり飲ませてやれェ」
そう言い風弥を星波に渡すと、グイッと頭を押さえて深い口付けをした。
「…っ!?!?」
「俺を揶揄った罰だァ」
ひひっと笑い部屋を出ていった。