第7章 刀鍛冶の里
「んぅっ…」
息苦しさで目が覚めると、不死川が口付けをしていた。
「んんーっ!んぅ…んんんっ…ぷはぁっ!何してるんですか?!」
「悪ィ、寝顔見てたらついついかわいくてなァ」
「寝顔?!起きてたなら早く起こしてくださいよう…」
照れる星波を抱きしめる。
「あー。名残惜しいが昨日の報告を聞くために蝶屋敷に行く。朝餉食べて支度するぞォ」
チュッと音を立てて口付けをすると離れていく不死川。
浴衣を簡単に着ると2人で厨へ向かい一緒に料理をしていく。
「「いただきます」」
2人で朝餉を食べている時に、星波は自分の姓が継国である事を伝えた。
不死川は、わかってよかったなァと言った後に、すぐに不死川になるがな。と言ったので星波が数秒固まった。
朝餉を食べ片付けを終えた2人は隊服に着替える。
気持ちを引きしめて蝶屋敷へと向かっていった。