第47章 長き決戦のオーバーチュア【渋谷事変】
【Q アナタにとって五条 悟とは?】
《虎杖 悠仁》
「先生! 先生がいなかったら俺、今頃 死刑だったみたいよ。そんで――……」
《伏黒 恵》
「一応 恩人です、一応……。それから、俺に限った話ではないですが……」
《神ノ原 詞織》
「いっぱい助けてもらって、いっぱい教わった。それと……」
《釘崎 野薔薇》
「正ー直、私 そこまで知らないのよね。ただ、これだけは言えるわ」
《吉野 順平》
「会って日が浅いから、そんな話せることないけど……あぁ でも、知ってることもあるよ」
《呪術高専 東京校 二年》
「バカ」
「バカだな」
「しゃけ」
「でも……」
《家入 硝子》
「クズ。それ以外ないだろ」
《神ノ原 星也》
「恩師でなければ関わり合いになりたくない人種です。助けてもらったのと同じ数だけ殺されかけたと言ってもいい。それでも……」
《神ノ原 星良》
「星也、そんなこと言ってたんだ。第一印象 最悪だったもんね。あたしはノリがよくて結構 好きだけど」
《七海 建人/灰原 雄》
「軽薄。個人主義」
「七海〜、そんなこと言っちゃダメだよ。尊敬できる先輩じゃないか」
「尊敬? あぁ、一つありましたね。確かに……」
《東堂 葵》
「――言うまでもなく」
「「「最強」」」