第12章 やっと君と!
『へぇ-そ-なんだ-』
だめだ棒読みになっちゃう
類「うん、その子ね面白くて、バカみたいに笑って、奇声あげたりするんだよ」
悪口じゃん、え、あのかわいい人奇声あげんの?
類「なのに、めちゃくちゃかわいくて、すぐ照れて、いじりがいがあって、一緒にいて楽しいんだ。けど、その子自分がかわいいって自覚してないから僕いっつもヤキモチやくんだよね」
『へぇ』
やば、泣きそう
類「うん、ん?どうしたの?」
『なんもないよ、目にゴミ入っただけ』
類「え、泣いてるの?」
『う、泣いてない…からこっちこないで…』
消えたい
類「ふふ、いじりがいあるっていったけどさすがにやり過ぎたかなぁ、ごめんね(小声)」
『ふっ…うっ、なんで笑うの…っ、ひく』
類「好きな子って」