第19章 新しい隊服
どうやら…鎹鴉はまだ使われているらしいが、生き物ではなく、AI機能のついたロボットらしい。
街を飛び回り、鬼の居場所を近くにいる鬼殺隊士にアプリを通じて知らせるらしい。
『あ〜…』
桜雪は何故か引越し準備をさせられている。
遡る事、数時間前…
『桜雪…俺の家に来い。』
実弥にそう言われて
『おお!!それいいな!派手に愛し合え!!』
なんて宇髄が言い出して引っ越す事になった。
急だったからと柱達が総出で実弥の家に車で往復…桜雪は実弥の家の敷地内にある道場で何故か待ちぼうけ。
『桜雪…終わったぞォ?』
実弥が桜雪を呼びに来た。
そして、寝室に着くと…
『なんでダブルベット!?』
『親父とお袋が張り切って買ってきたんだァ…まだ先だってのによォ…孫の話で盛り上がったてんだァ…』
実弥は困ったように頭をかきながら言った。
『んーなんて言うか…かなり派手な両親だ。』
『宇髄みてェなこと言うんじゃねェよ…明日も学校なんだから寝るぞ。』
実弥はそう言ってそそくさと寝巻きに着替えてベットに潜り込んだ。
桜雪も寝巻きに着替えてベットに潜り込んだ。
疲れていたのか直ぐに眠りについた。