第5章 近寄らずにはいられない
「時に天音の働き具合はどうかね?」
「きちんと出来てますよ。時折太宰がしつこくしてるようですが···って先生」
ばち···ばちち··。
「ほう···詳しく」
「周りから雷出てますから···ちゃんと俺が天音を守ってますのでご安心を···」
「だから出版社に行かせたく無かったんですよ、天音は私のなんですから」
ぐわっ
「それは出来ません!天音は····天音は···出版社メンバーです!」
「·····君は面白い、実に面白い」
ぽくぽく···ちーん☆
「はい!?」
ガチャ
「あっ!先生そこにいたんですか!?準備出来たので仕事お願いします」
げー
「したくありません」
「先生がやる気出たからたまには場所を変えたいって言うから来たんじゃないんですか?」
「天音と一緒がいい」
「私は今から織田作先生とフェージャと··回って戻りますので、それでは!」