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独歩吟客-囁か-
第2章 ケッコンシキジョウ
ぷるる··ぴっ
「はい」
『お疲れ様です。フョードル先生』
「これは国木田さん」
『····答えを言いに電話しただけです』
「·····」
『俺は』
「天音が好きです。···龍が隣にいても。それでも··天音に会いたくてたまらない」
ぴっ
カタン
「·····声が。はっきりしていましたね」
❦ℯꫛᎴ❧
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