第3章 夫婦の色は何色ですか?
『はぁ、、本当に、どれだけ俺の心を掴むつもりだ、』
痙攣する膣のナカで再び硬くなった物をゆっくり出し入れする。
その動きも気持ち良すぎておかしくなる、
『ふぇっ、あんっ!きょ、じゅ、んんっ、ふぅっ、うぁっ』
ぐいっと身体を引き起こし、繋がったまま対面座位になる、深い口付けをしながら尻を揉みしだく、
『(手にしっとりと張り付くのが、たまらんな。)』
憂の小さな舌をチュポっと軽く吸って離す。
紅潮した頬潤む瞳を見て満足そうに微笑んだ。
部屋は行灯だけではやはり暗い。
繋がったまま立ち上がった。重力に従い結合部が深くなる。
『!!っなに、するの?!』
襖を開けて縁側へ出る。真夜中なので梟の鳴き声しか聞こえない。
『憂、たまにはこういうのも悪く無いだろ?』
『(まさか、外で?)無理無理!声我慢出来ない!起こしちゃうかもしれないし、っあんっ!!!』
繋がったまま憂の腰を動かした。鍛錬された筋肉は伊達じゃなかった。何回か揺さぶられ、首に回していた腕が痺れかけ
落ちそうになったところでやめてくれた。
『体力オバケ怖いっ、』
ちゅぷん、ナカから質量が無くなった、
『あ、っでちゃ、!!やあぁんっ!!///』
降ろされ近くの柱に手を付けらされて、後ろからまた封をするかのように挿入される。
いつも見ている庭の景色、外という開放感と誰かに見られてしまうかもしれない不安といつもとは違う所での情事は背徳感があった。
『ほら、声が我慢出来なくなったらコレを咥えてなさい。』
ずぷっ、ぐちゅ、ぱんっ!ぱんっ!ずっちゅ、
後ろから攻められながら渡されたのは、杏寿郎の手拭いだった。
顔を埋めると彼の香りがして、余計に感度が上がるのだった。