第16章 拾伍 弟弟子
それからはいつもの柱合会議へ戻った
私達は新たな警備地区を任された
今回から範囲を広げるとのことだった
依然上弦の鬼の情報は無かったが
もし遭遇することがあれば、私がこの手で滅殺し
血を取って珠世さんに渡せるというのに
「親は風柱だったかァ?」
会議終了後、先程とうって変わってしおらしくなった不死川が私に話し掛ける
『そうだけど…どうしてそれを?』
「育手が同じだったみてェだ」
『!』
私は鱗滝さんに教えてもらう迄、育手の事や鬼殺隊の詳細を全く知らなかった
故に母の育手のことなんて知る術も無かった
『そっか…育手の人が…』
「そう言われただけだァ」
『じゃあ不死川は弟弟子か』
「…はァ?」
『え?』
互いに固まった