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なんで俺が!?【R18】BL

第5章 シチュエーション 3


幼馴染BL   中西×自分


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中「…ーぃ、おーい 起きろ朝だぞ」

聞き慣れた声と鳥のさえずりで目を覚ます

自『ん、んんん…あと30分…んー』

中「はぁ?んな寝てられっかよ

 早く起きろ飯できてるぞ

 さもなければ何するか知らないぞ…」

薄目で朔也を見つめるとニヤリとこちらを覗き込んでいた

ここは一つもう一度寝てみるのも手か…?

いや、悪いか

自『ん、んぅうううああああ』

中「うるっさっ もっと静かに起きろ」

自『朝から要求が多いんだよ、

 おはようはどうした、おはようは』

中「あぁはいはい おはようございますぅ」


俺らは二人とも片親でそこの仲がよく

必然的に小さい頃からずっと二人でいた

所謂【幼馴染】と言うやつだ

しばらく前から俺らの親は

出張なりなんなりで帰ってきにくくなってしまった

それが故家が向かいだったこともあり

俺らはよくこうして半同居のように暮らしている


中「さてと、行きますかぁ」

自『あ、ちょっとまってノート忘れたかも』

中「いやお前昨日鞄に入れてたじゃん」

自『あ、さんきゅ』

他愛もない話をしながら家を出発、登校する

いつものことだ なんのかわりもないに日常

俺はこの感じが好きでたまらない

平和で、気楽で、楽しい


そんなこんなで学校につく

?「あ、おはよー!相変わらず仲いいなお前ら!」

クラスメイトの挨拶が飛び交う

中「おはー 宿題やった?」

?「俺今朝ギリギリで終わらせた!」

中「つよっww よく間に合ったなw」

?「まぁ俺にかかればこんなもんよ」


まぁ、学校に付けば二人は離れることが多い

今日もそのパターンだろう

俺は静かに椅子を引き腰を掛ける

ふぅ、と一息つき、1限の準備をすませ

ぼけーとしているうちにチャイムがなり

号令がかかる

眠くて重い瞼をこじ開け話を聞くふりをして

あっという間に帰りのホームルームが終わった


中「帰るぞー 鞄持てー」

友達に別れを告げて朔也が戻ってきた

自『んー、』

帰り道、今日の授業でどうのこうのとか

友達の友達がどうのこうのとかそういう話をする間に

恋人の話になった

何気にこういった話をするのは久しぶりか

もしかすると初かもしれない内容だった
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