第15章 蛇足ルート♧
憧れの蛇足さんと並んで一緒にこうしてられるのに…
ファンに囲まれて嬉しいはずなのに
それなのに同じくファンに囲まれてサインをして、握手をして、笑顔をむけている蛇足さんをみて心が締め付けられるのはどうして…?
この気持ちが私にはわからないまま、ライブ前日。
主「…あの、蛇足さ…」
相談したいことがあって私は蛇足さんに話しかけた。
蛇「ごめん、ちょっと急いでるから」
主「あっ…はい」
あれ?
いつもなら急いでても聞いてくれるのに…
ライブ前日だもんね
きっと私なんか相手にする余裕もないんだよ