第10章 初詣
「真ちゃん!新しいマネージャーの子みたいよ?あの子」
「高尾さっさっと願い事をして帰るぞ」
「なぁ真ちゃんカバンになんか変なのついてるぜ?」
「これは今日のラッキーアイテムなのだよ。おでんのこんにゃくキーホルダーなのだよ」
高尾はお腹を抱えて笑った
「なぜ笑うのだよ」
「そういうのほんとどっから入手してんだよマジで!」
「願い事しないなら来た意味ないのだよ」
「わかったわかった今行くから!じゃあ皆さんお先に」
高尾は手を振った
「テツくんは何のお願い事するの?」
「まだ決めてません。桃井さんは?」
「私?私はね!テツくんともっと仲良くなれますようにって!願い事するつもりなの!」