第15章 絆
「日向先輩‥‥」
「桐山くん!両親はバスケで何かあったの?」
里奈がそう聞くと桐山は話してくれた
「父も母も元バスケ部なんです‥でもバスケで怪我をしてしまって‥それで今も後遺症が少し残ってるんです」
「つまり‥お前も怪我をしてしまうんじゃないかって事か?」
「多分そうです‥」
「実は俺も怪我してんだよ」
桐山は驚いた
木吉はテーピングが巻かれた足を見せた
「治らないんですか?」
「あぁ‥でも走ったりもできるしダンクシュートも出来る!スポーツに怪我はつきものだと俺はおもう」
「木吉先輩‥‥」
「桐山の両親みたいな怪我しちゃう時もあると思う‥桐山はこれからもしかしたら怪我をするかもしれないそれでもバスケはやるか?」
「やります!!」