サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う2
第9章
「あなた、女の子だって!」
「おぉ!!由美に似て、美人な子かな~」
「もうっ。…ありがと♪」
「産まれるのが楽しみだなぁ」
暗い。
この声は誰のものだろう。
「あ、蹴った?」
「うん、うん、蹴ったよ!生きてる…っ!」
「…僕が、君たちを幸せにするからね」
「……、ありがとう!…愛してる」
「僕もだよ」
…どうやら私は幸せな夫婦の間に出来た子供らしい。
よかったよかった。
そういえば、私にも大事な人がいたような……
いるわけないか、、、、私は赤子だ。
あれ、私はなんでこんなに考えることが出来るんだろう。
あぁ、だんだんなにも分からなくなってきた。
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「元気な女の子ですよ!!」
「無事に生まれてよかったぁ…っ」
「由美、ありがとう、お疲れ様……っ!」
「おめでとうございます……っ!!!お名前などはもう決めているのですか?」
「はい。夫と一緒に、という名前に決めました」
「ちゃん!可愛いお名前ですね!!幸せになってくださいね!」
「ありがとうございます…!」
。
これが私の名前。
どこかできいたような。
『愛していますよ、』
……きのせいだよね。
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「では、ありがとうございました」
「はい。お疲れ様でした」
~数年後~
「ちゃん、このゲーム一緒にやろうよ!第五人格っていうんだ!」
「私はこういう鬼ごっこ系のゲームは興味無い………ねぇ、このキャラ、なんて言うの?」
「おっ、ちゃんはジャックですかぁ~」
「…ジャック……やってみようかな」
「おぉー!!始めたらりねで教えて!!フレ申送る!」
「おっけー」
おーわりっ()