第15章 意味
「あーもう!」
来栖はイライラしていた
「どうしたの?来栖さん」
「もう1週間も同じ練習‥大会まで一ヶ月もないんだよ?」
「でもさ‥一音の大切さがなんとなくだけどさ‥わかってきたと思わない?」
「まぁ‥そうかも‥」
すると堂島がやってきた
「最初に比べたら皆さんよくなったと思います。では今日は練習している曲を私にきかせてください」
来栖たちは驚いた
「よし!皆ひいてみよう!」
曲を弾き始めると堂島は驚いた
(‥‥‥‥!!)
そして曲が終わる頃には泣いていた
「どっ堂島さん?!」
鳳月は慌てた
「もしかして‥そんなに俺らの演奏ひどかった?」
水原がそういうと堂島は首を振った