• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第41章 最終日には$


「白藤さん、俺…」

「いつまで、そんな所にいるつもりだ?」



冨岡の屋敷前で立ち止まっている炭治郎と白藤に声をかける。



「冨岡さん!」

「遅かったな、白藤……」

「あ、ちょっと道に…でも、炭治郎君のお陰で戻って来れました!」



大方、寛三郎が道を間違えたのだろう。


回り道をして、炭治郎に会うとは……



「で、冨岡さんの鍛練は…」

「もう、夜も遅い…今晩は休め」

「ですが…」

「少し話がある…白藤、俺の部屋に居てくれ」

「……?、分かりました」



白藤が屋敷の中に入って行くが、冨岡は炭治郎から視線を反らすことなく…



「炭治郎」

「何ですか?」

「あれは俺のだ…」



そう言って屋敷の中へ消えていく。



「あれって、白藤さんのこと、なのかな?」

/ 1983ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp