第20章 番外編ー樫出海李の物語ー
後日
海李「ぼくのお父さんとりななんのお父さんはOKしたらしいよ。朋也の想い人なんて言ってみたら2人ともびっくりしてさ。りななんのお母さんが朋也のこと覚えてて。そしたらさ、2人は妙に申し訳なく思ったらしくてね。それに、大学中りななん彼氏も遊んでる人もいなかったらしくて。朋也のこと忘れられないんじゃってなって。とにかくおめでとー。」
西蓮寺「海李には感謝しても足りない位だな。ほんとにありがとう。」
海李「じゃあさ、2人の結婚式にはスピーチさせて。そしたら、いいよ。」
西蓮寺「まじで?海李がスピーチ?」
海李「いいんだ。ぼくがりななんと結婚しても。」
西蓮寺「スピーチしてもいいよ。いや、してください!」