第9章 第9話 ミラーツインズ@
聚楽第最終日。
結果は一日目以外は優判定が下され、一行は監察官もとい、新たな刀剣男子である山姥切長義を連れて本丸へ帰城した。
山姥切長義「という訳で今日から宜しくな、主殿。僕こそが山姥切の本歌だよ」
千歳「監察官殿が山姥切長義?」
長義「そういうことだね」
千歳「今日から本丸で一緒に暮らす?」
長義「オフコース。宜しくね?」
千歳「何故か私だけ損した気がするんだが?」
@@@
審神者部屋にて
長義「主殿、少しいいかい?」
千歳「長義?別に構わないが」
すっ。
長義「おや、偽物くんもここにいたのかい?」
山姥切「写しは偽物と違う」
先程何度か聞いたやり取りが目の前で繰り広げられる。
長義「おっと、大事なことを忘れていたよ。千歳殿は偽物君に真実を教えたのかい?」
山姥切「千歳、何の事だ?」