• テキストサイズ

刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第25章 第25話 奈落(ならく)@


翡翠「うん、一期お兄ちゃんにお股じんじん治してもらったの」

千歳「翡翠…?今、何て…?」

一期「私が手解き致しました」

パシンッ。

一期一振の頬を叩く。

千歳「この、痴れ者がっ!私の娘に…」

一期「あなたも懲りない方ですね」

ガシッ、ドンッ。

両手首を捕まれ、壁際に追い込まれる。

チュッ。

一期一振の唇が私のそれと重なる。

舌を差し入れられ、何かの錠剤が喉へと送り込まれる。

十中八九、媚薬の類いだろう。
それを飲み込み、一期一振の舌を噛む。

一期「っ…!」

思いがけない反撃にあったためか、一期一振が私を睨む。

千歳「翡翠、走りなさい。振り向かないで」

ぐっ。

腰に挿していた短刀の夢路を抜き、一期一振の脇腹を抉る。

ボタッ。

傷口から血が滴る。

一期「少し、以外でした」

千歳「嘗められては困る。これでも極道なんでね」

ぐっ。

突き刺した刃の向きを変える。

一期「っ…」

ドクン。

媚薬の効果か、視界が歪む。
短刀を支えに全体重を乗せる。

ぎりっ。

/ 389ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp