第12章 第12話 ニアミス@
先程から山姥切長義がバスタオルを巻いた主をずっと抱えている。
鶴丸「つーか、主肌キレイな」
燭台切「鶴さんがそういうこと言うの珍しいね?」
鶴丸「そうか?」
燭台切「好きなの?主さんのこと」
鶴丸「そりゃまぁ。でもちょい違うっていうか…でも何かムラっとすることあるけどな」
燭台切「え?」
鶴丸「俺も溜まってんのかなぁ?」
長義「昨日のアイツ等には仕方ないとして君等には渡さないから」
鶴丸「待て、それって…誰だ?」
燭台切「アイツ等って言ったよね?」
あー、失言。
長義「たまに、近侍としてるんだよ。普段あんなだけど、拒めない性格っていうか。まぁそこが良いんだけど。落とし甲斐があるだろう?」
燭台切「昨日の近侍って?」