第6章 蛇柱と炎柱に言い寄られてます【小芭内・杏寿郎】
涙を浮かべた青い瞳と目が合い、
「あぁ、イくといい」
と、蜜壺への刺激と、蕾への刺激を少し強くすると、電流が走ったように椿姫の体がびくびくとはねた。
「うむ…小芭内ばかり、ずいぶん楽しそうだな?」
杏寿朗は少し怒ったような声色でそう言い、俺を睨む。
「あぁ、椿姫の反応が可愛らしくてな。大丈夫だ、次は杏寿朗に譲ろう」
俺はそう言うと、指先をぺろりと舐め椿姫を見た。
椿姫は達したばかりの体をぴくぴく振るわせ、少し虚ろな目と目が合うと赤い頬をさらに赤くした。
❄︎
「雪柳、大丈夫か?」
わたしは敷布団の上に寝かされ、上がった息を整えていた。
声のした方を見ると、上半身裸の煉獄さんと目があった。
『はぁ…はい…だいじょぶ…はぁ…です…』
やっとの思いで答えると、煉獄さんはにこりと微笑むと
「じゃぁまだ大丈夫そうだな!」
というとわたしの秘部に手を伸ばした。
『!?ああっ…!』
強い快感が感電したかのような衝撃で体が震える。
煉獄さんはわたしの蕾を撫で回すように刺激を与え、蜜壺に伊黒さんと比べると太い指を沈めた。
『あっ…あっあっ…んんっ…』
蜜壺の中で指を出し抜きしたり、お腹側の膣を擦ったりとさまざまな刺激を与えてくる。
その度に体がびくびく震え、豊満な胸が、腰が揺れる。
『あっ…んんっ…はぁ…ぁぁ…きも、ちぃ…』
いつしかその刺激が快感という刺激で、体を支配していた。
伊黒さんは時折り、わたしに口づけをしたり、胸の飾りを口に含み舌先で撫でたり、つついたり、ときどき甘噛みするなど刺激を与え、どんどん気持ち良くなっていた。
『あっ…もっと…あぁんっ…はぁ…もっと、して…?』
わたしは、はしたなくおねだりをしていた。
すると、煉獄さんも伊黒さんも
「あぁ、椿姫がもっと気持ち良くなるようにしよう」
「椿姫はココが好きなんだな、ココを撫でるとよく締まる」
と、そのおねだりにも嫌な顔ひとつせずに、快感を与え続けた。
『あっあっあっ…んっ…きもち…』
わたしは、快感に溺れていた…
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