第22章 隠れ家 2 ※
光希は胸の前で手を組み、羞恥と恐怖に耐えている。
善逸は下に手を伸ばしながら、落ち着かせる為に口付けをする。
太ももを弄っていた善逸の手が光希の敏感な所に触れる。
「やぁ…ん!」
光希が口付けされながら声を上げる。
割れ目をすっと撫であげると、善逸の指にぬるりと分泌液がついた。
濡れていることがわかって、善逸は嬉しくなる。
「少し、我慢してくれな」
耳元で囁いて、ゆっくりと割れ目から指を入れていく。
「……ふっ…、いっ……!」
「痛い?」
「んっ……、だい、じょぶ……」
「ごめん。俺、やったことないから」
善逸は戸惑いながらも、指を奥へと進めていく。
……きっつ。指でこれかよ。俺のなんて入らねえじゃん。どうしよう。どうしたらいいんだろ
「ううっ……くっ……」
「大丈夫?辛いよな」
善逸は一度、指を抜いた。
「善逸、……大丈夫だよ」
「無理はさせたくない。光希が痛いのは嫌だよ」
「ごめん、私も初めてだから。痛いのは、しょうがない」
「初めて?え、でも……」
「その、……挿れられたことは、ないの。子どもだったし。身体を触られたり、こすりつけられたり、素股っていうの?それしてただけだから……」
「そう、なのか」
非処女なのだと思っていた善逸。
途端に嬉しさが込み上げる。
「痛くても、大丈夫だよ。一緒に頑張ろ」
「光希、ありがと。我慢できなくなったらすぐ言って」
「うん」
「ちょっと、ごめん」
「え、あ、きゃっ!」
善逸は、光希の下半身へ移動する。
足を開かせて間に顔を入れて陰核に口付けをした。
「あんっ」
そのままぷくっと赤く膨れたそこを舌で押しつぶすように刺激する。
「ひぁんっ!やっ、……あんっ、ふっ……は、ああんっ……」
光希の反応が今までより大きくなり、腰が何度も跳ね上がる。
蕾を舐めながら、再度指の侵入を試みた。
入口を何度か行き来して、そっと侵入を開始する。
「うっ……く、…ん…はぁっ……」
「痛いよな、ごめんな」
先程よりは潤いを増しているが、やはり痛みと違和感で顔が歪む。
でも、長く苦しませるよりは、と善逸は止めずに指を動かし続けた。
動かし続けていると、次第に動かしやすくなってきた。少しずつ力が抜けてきたようだ。