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イケメン戦国短編集

第2章 豊臣秀吉


亜衣(最近秀吉さんと会ってないなぁ)
そう思っていたら天井からコンコンという音がした。
亜衣「あ、佐助くん?入って良いよ。」
佐助「やぁ、亜衣さん久しぶり。ところで…元気ないみたいだけど何かあった?」
亜衣「うん…。最近秀吉さんと会えてなくて。お仕事が忙しいのは分かってるんだけど…やっぱり寂しくて。」
佐助「そっか。それそのまま秀吉さんに言ってみたら?あの人なら亜衣さんが寂しいと言ったら時間作ってくれると思うけど。言わなきゃ伝わらないよ。」
亜衣「うーん。それもそうだね。ありがとう佐助くん。」
佐助「俺はあと10日間くらい安土に幸村といるから。なんかあったら店にきて。じゃあ…さようなら。」
亜衣「うん、バイバイ。」
その頃の秀吉はというと…
政宗「秀吉、お前亜衣と喧嘩したか?」
秀吉「いや、喧嘩なんてしてないけど…。急にどうした?」
政宗「最近亜衣が暗いんだよ。理由として考えられるのはお前の事くらいかと思ってさ。」
秀吉「後で聞いてみることにする。」
政宗「ああ、そうしてくれ。」
……安土城廊下
亜衣「あ、秀吉さん。久しぶりだね。」
秀吉「ああ、そうだな。後で聞きたいことがあるから俺の屋敷に来てくれ。」
頭ポンポン
亜衣「うん、わかった。夕方くらいに行くね」


………


亜衣(聞きたいことってなんだろう?あ、丁度良いから昼間佐助くんと話してたこと言ってみようかな。)
秀吉「おう、来たか。入れ入れ。」
亜衣「お邪魔しまーす。」
秀吉「で、昼間言ってたことなんだけど‥亜衣、お前何か悩んでないか?」
亜衣「え…」
秀吉「政宗が最近亜衣が暗いって言うからさ。何かあったかと思ってな。」
亜衣「えっと…最近秀吉さんと会えなくて寂しいと思っただけだから。もう会えたから大丈夫。」
そう言った亜衣が泣きそうな顔をしていたから秀吉はつい亜衣を抱きしめた。
秀吉「寂しい思いさせて悪かった。言ってくれたらいくらでも時間とったのに。」
亜衣「お仕事の邪魔しちゃいけないと思って…。」
秀吉「じゃあ…寂しい思いさせた詫びにトロトロに溶かしてやりたいんだけど…いいか?」
その意味を察した亜衣は真っ赤になって小さく頷いた。

……







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