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死役所1

第2章 私の仕事


よしっ…この人を自殺課に連れて行けばいいのね…!!!!!
自殺課は…ニシ川さんかぁ…なんて考え事していると、お客さんに自殺課過ぎてますよって言われてしまった。

とっさにすいません!って謝る。まぁ多分引かれたな。
だってめっちゃ大きすぎたもん。

お客さんが自殺課に行くと、後から肩を叩かれる。
勿論誰か分かる。

ササ木さん、あまり大きな声出さないでもらえる?

すいません…と言うしかないよね、だってニシ川さんだもん( '-' )
ニシ川さんが呆れたような顔して、自分の課に帰っていく。

私はそれからせっせと仕事をこなした。
が…毎日怒られてる

どうしてかて?声が大きすぎて、シ村さんに5回、イシ間さんに3回、ニシ川さんに7回、ハヤシくんに2回

まぁこれが私の実力なんですよきっと。
え?何日が経ったのか??そりゃ…5日

とまた誰かとぶつかる。

あ、シン宮さんだ…って思っていると、謝らないのぉ?なんて言ってくる。
うぜぇ…なんか思いつつ、すいませんと返すと無言で帰っていく。
やっぱあの人好きになれないわ
挑発的だし…

仕事が暇すぎて、大体客と話すのが仕事になりつつある。

大体の仕事はシ村さんに任せ切り…申し訳ねぇ…
ちゃんとやろうと思ってもどーしてもお客さんと話しちゃうんだよなぁ…
ごめんなさぁぁぁい!!!!!
とか思ってると、シ村さんがやって来る。

シ村さんが「きちんと仕事して下さいねぇ」って言う。
はい、バレた
勿論謝る…すいませんって…だが暇なんだよなぁ…とボソッと言うと、暇だと思わないで、その辺の困ってる方を助けてあげてくださいねぇ…と言う

シ村さんに言い返したいが、正論言ってるんだよなぁ
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