第2章 シャクナゲ*黒バス(木吉)*狂裏×
俺の所属している誠凛バスケ部には二人のマネージャーがいる。
一人は相田リコ。
とても優れた目を持っている、とてもいい監督でもある。
もう一人は。
リコのような優れた才能をもっているわけじゃないが、とても一生懸命働いてくれている。
とても可愛くて、とても綺麗で、とても頑張り屋で・・・
見ているだけで幸せになる。
でも、は俺のことが苦手みたいだ。
前に
「木吉君てさ、たまに、何考えてるかわかんないよ。」
って言われた。
そうか、俺の気持ちは伝わってないのか。
そう思ったから、俺は自分の気持ちを
行 動 に う つ す こ と に し た 。