第3章 スターチス*マギ(ジャーファル)*甘裏×
ジャ「・・・よし、と」
シン「お!やっと片付いたのか!お疲れ様。」
ジャ「はい、シンもお疲れ様でした。」
シン「今日は久しぶりに仕事をした!」←
ジャ「ほんとですよ。ため込むから忙しくなるんです!シンは何事にも、もっと計画的に・・・」
シン「ん?すべて計画的なのがいいわけじゃないだろ?」
ジャ「計画をたてた方がいいに決まってますよ。」
シン「いや、違うな。」
ジャ「シン!いい加減に・・・」
貴女「ジャーファルさん!お疲れ様です!」
ジャ「うわぁ!!いつからここに!?」
シン「ははは、さっきから居たよ。なぁ、ジャーファル、計画性は大切だが・・・そんなのが通用しないことだって、あるんじゃないか?」
そう言ってシンはチラッとのほうを見た。
私にはずっと片思いをしている相手がいるのです。
彼女がこの国に来たのは2年前。
内乱の激しい自国から逃げてここまで来たそうで、初めて会ったときは死にかけの状態でした・・・
シン「それで、、本当に行ってしまうのか?」
貴女「はい。お世話になりました。」
シン「寂しくなるな・・・。」
貴女「そういってくださると嬉しいです。」
そしてその愛しい彼女は僕の気など知らずにこの国を出ようとしている。
貴女「ジャーファルさん、私・・・」
バンッ
彼女が何かを言いかけた時、勢いよくドアが開いた。