第11章 始動
《練習後》
澤村「おーっし!じゃぁ移動するぞー!!」
「「おーっす!」」
日向「うぉーっ!ここが合宿所かーー!うぉー!うぉー!」
影山「お前ちょっと落ち着け」
咲弥「あ、翔陽、飛雄お疲れー!って何騒いでるの?」
影山「いや、こいつが……」
日向「だって合宿初めてだし!」
咲弥「そういう事か…(苦笑)」
月島「1日中むさ苦しい連中と顔突き合わせて何が楽しいの…」
田中「月島テメェ~!」
西谷「半径500メートル以内に潔子さんと咲弥さんがいる空間はむさ苦しくねぇーんだよ!!」
田中「この奥羽山脈の源泉のように清く澄んだ爽やかな空気が分からないとはなんて可哀想な……」
菅原「清水は家近いから用事終わったら帰っちゃうよ?」
“チーーーーン”
田中と西谷が棒のようになって倒れて突っ伏した……
咲弥「一応私は泊まるけど…」
月島「しぃー。なんか面白いから黙ってなよww」
咲弥「ほんといい性格してる」
月島「どうもw」
“ガチャン”
武田「うわっ!?な、何やってるの?君たち……」
田中「タ、タケちゃん……俺達は…もう……」
田中・西谷「「…………っ!」」
目の前にエプロン姿の清水が……
田中・西谷「「はぁぁぁぁ……(キラキラ)」」
菅原「あ、咲弥ー!ほんとに泊まんのー?」
ひょっこり食堂の入り口から顔をだす菅原
咲弥「え?あ、うん。泊まるよー」
田中・西谷((なっ!?))
菅原「大地が風呂の順番とか決めたいってー!」
咲弥「うん!分かったー!」
そう言って田中と西谷の横を通り過ぎようとした時…
田中・西谷「「咲弥さん!と、泊まるんっすか!?」」
咲弥「へっ!?う、うん…」
田中「あぁ…やっぱりむさ苦しくない……(キラキラ)」
澤村「お前ら早くしろーー!!」