第9章 覚悟
《次の日》
東峰「おースガーどうした?」
菅原「頼む…戻って来てくれよ。旭…」
東峰「…………」
咲弥「孝支…」
菅原「西谷も謹慎がとけて戻ってくるんだ」
東峰「そうか…よかった…西谷が後ろにいてくれると心強いもんな…」
菅原「お前だってそうだよ!!」
菅原「お前がトス呼ぶだけでみんな心強く思ってるよ!!」
咲弥(泣いちゃいそう…)
東峰「気持ちは嬉しいけど……俺が戻ってもまたみんなの足ひっぱっちまう…」
菅原「聞いてくれ!悔しいけど1年に凄いセッターが入ってきた!それに最強の囮もいるんだ!もうお前にばっかり負担がかかったりしないんだ!新しい戦力に加えて西谷とお前が戻ってくれば烏野は落ちた強豪なんかじゃなくなる!チームが変わりつつある今こそ大黒柱のエースが必要なんだよ!!」
東峰「悪い……スガ…」
咲弥「あ、ちょっと旭!!」
菅原「……もう、ダメなのか…?」
咲弥「ダメになんてさせない……(グスっ)」
菅原「え?」
咲弥「みんなで行くんだから……オレンジコート」
菅原「そう…だな」
咲弥「旭、待って!」
菅原「待てよ!旭!」
教室を出て行った東峰を止めに菅原と咲弥が教室を出ようとした時日向と影山に出合う