第20章 過去のしがらみ
岩泉「で?何しに来たんだ?お前ら……」
澤村「ちょっと頼みがあって来たんだ」
岩泉「頼み?」
菅原「及川にも…」
岩泉「はぁ……待ってろ、呼んでくる」
数分後
及川「何?頼みって…」
東峰「咲弥が襲われた」
岩泉・及川「「っ!!」」
澤村「怪我はかすり傷と捻挫ですんだけど……」
及川「どうしてそうなったのさ!」
菅原「多分、うちの学校にいる及川のファンの仕業だと思ってる……」
及川「な、んで……」
岩泉「くそ、ほとんどが青城にいると思ってたのに……はぁ…それで?」
菅原「及川にその子を止めてもらいたい」
及川「は?どうやって……」
東峰「多分…いや、きっとまた咲弥は狙われる…」
澤村「作戦の日を決めて及川に止めてもらう」
岩泉「うちは月曜が部活休みだからそっちに行けるぞ」
及川「え!ちょっと岩ちゃん!」
岩泉「またアイツが傷ついてもいいのか!?また知らん顔すんのか!?俺はごめんだね!」
及川「岩ちゃん…………俺だって……守りたい……俺だって!あんな思いもうしたくない!」
東峰・澤村・菅原「「及川……」」
その後作戦を立て連絡先を交換し青城をあとにした3人
菅原「決行は次の月曜!」
澤村・東峰[[コクン]]
東峰・澤村・菅原[[絶対に咲弥は守る!!]]
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鈴村side
一体なんなの!あの女!
まさかこの学校だったなんて!
去年いなかったから油断した!
ありえない!ありえない!
またバレー部?
また及川さんにも近づいて……
また中学みたいに部員にチヤホヤされて……
ほんとに目障り!!
あの3年も使えなかった……
結局割り込めなかったし……
アイツらに指示してた脅しも
どこまで効いてるか……
結局私が自分で手を下すしかないみたいね……
待ってなさいよ?
絶対潰してあげるから……[ニヤ]