第20章 過去のしがらみ
東峰「初めて知った…」
菅原「俺は知ってます…ってか一緒にしてし」
澤村「そう言えばスガは小学校一緒だったもんな」
菅原「おう。あの頃はめっちゃ楽しそうだった…」
繋心「自分がやってたから…バレー部にこだわんだろ?ま、バレー馬鹿なところは俺らと変わんねーよ(苦笑)」
西谷「でも今はなんでやんないんっすか!?絶対やってたならやる方が楽しいのに!」
繋心「それは……」
菅原「病気だよ…」
繋心「……」
苦しそうな顔をする繋心
「病気の事は自分で話すよ[ニコ]」
声のする方をみんなが見ると力なく笑う咲弥がいた…
東峰「咲弥!もう…大丈夫なのか?」
咲弥「うん…[ニコ]心配かけてごめんね?」
菅原「心配くらい当たり前だぞ!」
澤村「そうだぞ!俺達仲間だろ?」
咲弥「孝支…大地…」
東峰「心配くらいさせてくれ…俺がちゃんとしてれば……」
咲弥「旭……」
咲弥も座らせ話しの続きが始まった……
咲弥「私が脚に違和感を感じたのは小5の時……スパイク打って着地した時に膝に違和感を感じたの……それは日を増すごとに酷くなっていって…病院で検査して病気が分かった……最初は薬で騙し騙しやってたけどそれも無理になって小6になってすぐ手術して…リハビリして…」
月島「もう大丈夫なんでしょ?脚……」
咲弥「日常生活なら何も問題ないよ[ニコ]ただ膝に負担をかけられないだけだから……ジャンプとかね…」
日向「それってバレーはもう…」
咲弥「……うん[ニコ]多分ほとんどのスポーツ出来ないんじゃないかな…」
東峰「咲弥…」
咲弥「でもね…だから私には夢が出来た」
田中「夢っすか?」
咲弥「うん…自分が出来ないならやってる人の支えになろう!って……」
澤村「それで…マネージャー?」
咲弥「うん[ニコ]夢の第一歩としてマネージャー!」
影山「それで咲弥さんの夢って…」