第18章 難敵

菅原「大地、旭」

澤村・東峰「「？？」」

菅原「やっと咲弥に俺達が公式戦でコートに立ってる姿見せれたんだ……ショボい姿は見せらんねーべ」

澤村・東峰「「……おう！」」



菅原「月島……[おいで、おいで]」

月島「ん？」



及川[咲弥が嬉しそうな顔してる……咲弥の相手が誰か分からないけど、多分３年……主将かエースかこの爽やかくん…この爽やかくんの実力は全然分かんないけど、アップ見た感じでは“真面目”とか“丁寧”って言葉が似合う感じかな……]


及川「岩ちゃん……あの２番くんがブロックにいるストレートんとこ低いから狙い目」

岩泉「おう！」



ピッ！


花巻「っ！」


“バシッ”


澤村「っ！」


咲弥「大地、ナイスレシーブ！」

菅原「ナイスレシーブ！…………田中！」


田中「らっしゃいー！！」


“バシンッ！”


渡「っ！」

及川「岩ちゃん！」


岩泉[狙い目は……ブロックの低い……ストレートっ]


及川「っ！岩っ……」

岩泉「っ！？」


咲弥[孝支と蛍のスイッチ！]


“バチンッ！！”


ピッ！


嶋田「うっは！！“ドシャ”っと！！ストレートくるって読んでたのかな？」

滝ノ上「な！上手い事やったな！相手のスパイク直前でブロッカーの位置をスイッチ……」



“バシバシ！”

菅原「ナイスブロック月島ー！ナイス！ナイス！[ﾆｺﾆｺ]」

月島「いや、菅原さんが……」

菅原「強いとこと試合すると大抵ブロック低い俺んとこ狙われるから今回もそうだなーと思ってさ……デカイやつ隣にいるとやっぱ心強いな！」

月島「いや、あの……はい……」


咲弥「ナイスブロックーーっ！！[ﾆｺ]」


菅原がヒラヒラと咲弥に手を振る


菅原「月島も手振っとけよーww」

月島「…………////」


菅原に言われ少し照れながら軽く手を上げる月島