第18章 難敵
嶋田「気合い十分だね……」
滝ノ上「あ、そういや…お前の弟子…」
嶋田「??」
滝ノ上「サーブ上手くなった?」
嶋田「なんだよ弟子って……」
咲弥「忠…ですか?」
滝ノ上「そう!」
嶋田「1週間しか経ってねーんだぞ?まぐれ当たりはあっても狙って無回転打てるにはまだまだだろ……」
咲弥「そうですよね……」
ピィーーーー!
武田「及川くんは……咲弥さんと一緒で選手をよく見てるんだね…」
清水「え?」
武田「技術的な事はよく分からないけどチームがいい雰囲気なんだなっていうのはなんか分かるよ……」
清水「…………そうですか?」
ピィーーーー!
澤村「整列!!」
ピィーーーー!
青城・烏野「「お願いしまーーっす!!」」
滝ノ上「お!始まる、始まる!3回戦か……」
嶋田「勝てばベスト8……」
咲弥「いろいろドキドキする……」
「どっち勝つかな……」
「さすがに青葉城西だろ…」
及川「や、飛雄ちゃん…」
影山「?……」
及川「今日は天才セッター倒すの楽しみにしてきたから……頑張って…食らい付いて…[ニヤ]」
咲弥「徹ちゃん……」
影山「俺達が……」
日向「負けませんっ!!」
影山「( ̄□ ̄;)!!被ってきてんじゃねーよ!日向コノヤロー!……今回も……」
日向・影山「「負けないっす!!」」
咲弥「翔陽……飛雄……」
青城「いっけーーいけいけいけいけ青城!!」
会場に青城の応援が響く……
武田「みんなは1度…青葉城西に勝ってますね……たとえその時相手が万全でなかったとしても勝ったという事実は自信の根拠にしていいと思うんです……慢心じゃなく…自信に……」
烏野「「おっす!」」
澤村「烏野ーーーーっ!ファイッ!」
烏野「「おぉーーーーっ!!」」
及川「よーっし……やるかぁ~~…それじゃあ今日も…信じてるよ……お前ら……」
滝ノ上・嶋田・咲弥「「っ!」」
滝ノ上「なんか…今……青葉城西の空気が変わった気がする……」
咲弥「徹ちゃん……岩ちゃん……」
及川「行くぞ!!」
青城「「おぉーーっ!」」