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【ハイキュー!】もう1つの物語

第15章 リナリア ~月島 蛍~



退屈な入学式も終わって…
結局なんだかんだで高校でもバレーをする…

たかが部活…
それ以外の何物でもない…

でもそんななんでもない部活も
ちょっといいかもって思うようになった。

あ、バレーがじゃなくて……



咲弥「おはよ!蛍!」



そう。この人。
3年のマネージャー


初めて会った日に突然呼び捨て
まぁ名字なら分からなくもないけど…
もう一人のマネージャーの清水先輩も
名字呼び捨てだし…

突然下の名前を呼び捨て
しかも日向達との練習試合では
頬っぺたつねられるし…

ズカズカ心ん中に入ってくる…



咲弥「どうかした?」

月島「別に…さっさとしないと遅れるよ?」

咲弥「あ、ちょっと!」



最初の印象はよくなかった…
生意気な先輩ってくらい…

でもこの人の笑顔を見たら
目が離せなくなった…
また見たいと思った…


3年の先輩達が咲弥さんを
本気で好きだと知った時
生まれて初めて取られたくないと思った…
こんな感情初めてだった…
その時僕も彼らと同じように
咲弥さんを好きなんだと気付いた……




山口「ツッキー!購買行かない?」

月島「別にいいけど…」



こいつは小学校の頃からいつの間にか一緒にいる…
幼馴染みってヤツか…




1年女子①「月島くん……ちょっといいかな…?」

1年女子②「…………」



これはいわゆるアレだ。
僕の中で面倒くさい部類のヤツ。



山口「ツッキー…行ってあげなよー」



山口がコソコソ耳打ちしてくる



月島「面倒くさい…購買行くんでしょ?」


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