第13章 強敵
岩泉「おー。お前下じゃねーのかよ」
咲弥「岩ちゃん!勇太郎も!久しぶり[ニコ]」
金田一「どうもっす!」
及川「っ!![キラキラ]咲弥ーっ♪」
飛びつきそうだった及川を岩泉がはたき落とす
及川「痛い!!ちょっと!」
岩泉「テメェーはそこから動くな!![イラッ]」
咲弥「あははは(苦笑)徹ちゃんも久しぶり[ニコ]」
及川「うん、うん♪[キラキラ]」
岩泉「もう存在がウザイ……」
咲弥「岩ちゃん言い過ぎだよ」
岩泉「甘やかすな…」
咲弥はバックからノートとペン、カメラを取り出してコートに目をやる
岩泉「ってかそのノート…」
咲弥「あ…これ?」
岩泉「おう。まだそれやってんだな」
咲弥「まぁマネージャーとして出来る事はなんでもやりたいし…これはもう習慣みたいなものだから[ニコ]」
金田一「そのノートってなんっすか?」
岩泉「咲弥個人のスコアノートだよ。中見たことねーのか?」
金田一「はい…」
及川「咲弥のスコアノートは凄いよ?[ニコ]」
咲弥「凄くないよ…ただ試合を書き込んでるだけだし…」
岩泉「ちょっと見せてやれよ」
咲弥「じゃぁこっちのノートね!前の青城との練習試合のだから見ていいよ?」
金田一「じゃぁ…って…え、何これ……」
岩泉「すげーだろww」
及川「中学ん時は頼ってたよねー監督も(苦笑)」
金田一「これ…いつ書いてるんっすか?」
咲弥「え?試合中だよ?帰ってすぐ分析とか練習にいかせるようにね」
金田一「すげぇ…」
咲弥「あ、始まるかも…」
岩泉「あっははは…相手戸惑ってんなぁー。ま、当然だよな……高さ勝負のミドルブロッカーにあれだもんな」
金田一「ナメたやつは痛い目みます……」
岩泉「あっははは。経験者は語る」
金田一「次は絶対ねじ伏せてみせます……」