第13章 強敵
~大会会場~
「な、なんか黒い……」
「高校生に見えないヤツ混じってね?」
「あ!あれはまさか!」
「ん?」
「烏野の東峰!」
東峰[ビクッ!]
「え?何?誰?」
「知らねーのかよ…北高のヤツらを手下に使ってボコらしてたとか…路上でヤバイもん売りつけてたとか…」
東峰[ずーーん…]
「5年留年してるんだって…」
「はぁ?成人じゃん!」
菅原「まぁまぁ…いつもの事じゃん(苦笑)」
澤村「見た目がそんなんだからだろ?」
咲弥「私はカッコイイと思うけどな…」
東峰[っ!キラキラ]
澤村「ほらほら甘やかさない」
東峰「俺は…なんかこう…外見からでもワイルドな感じになりたいと思って…」
澤村「………[シラー]」
菅原「ほらもう…そんな事言うところがワイルドじゃないもん」
東峰[チーン……]
西谷「なっはっはっはっ!いいじゃないっすか!どう見られるかなんて!」
菅原・澤村「「[ポン]こう言うのをワイルドと言う…」」
西谷「ん?」
武田「横断幕……効いたみたいだね[ニコ]」
清水「そうですか?」
武田「僕のポエムなんかよりよっぽど効果あったよー」
咲弥「あ、潔子!先生!遅いですよー!」
咲弥が武田と清水に近づく…
「烏野のマネ?」
「二人共かっわいい!!」
「声かける!?」
「いっちゃう?いってみちゃう!?///」
田中・西谷「「がルルルル……」」
月島・東峰[[ゴォーーー……]]
清水の周りを田中と西谷が威嚇しながら回りだす
月島と東峰は咲弥の前にきて無言の威嚇オーラ
咲弥「えーっと…あの…」
月島「行くよ」
東峰「行くぞ」
咲弥「え、あっ、ちょっと……」
二人に両手を取られ連れて行かれる咲弥
咲弥「私…子供じゃないんだけど…」
月島「せっかく僕達に紛れて気付かれてなかったのに…ほんと手がかかるよね…」
東峰「心配なだけだから…[ニコ]」
咲弥「ご、ごめん…?」
そして清水の方はというと…
田中・西谷「「がルルルルルル……」」
清水「やめなさいっ[パシッ!]」
田中「潔子さんに……[キラキラ]」
西谷「はたかれた……[キラキラ]」