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もうひとつの記憶

第5章 君


その後話し合った結果、彼の名前は“空白(カラシロ)”と言った。
人違い――いや、あれは確かに〇〇〇だ。
暗い瞳に微かに感じる、彼特有の優しさと狂おしさ。

ときどき子供のようにとんちんかんな事をするのも、私には懐かしく感じた。
私は信じる。

君は、彼なんだと――
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