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魂の色【銀魂短編夢】

第29章 支配される心と体(近藤・土方裏夢)


責め立てられて余裕のない遼の耳に近藤の問いは届かず、ただただ荒い呼吸を繰り返しながら自由の利かない足や腕をばたつかせる。

「答えられそうにねぇな」
「まあいいか。遼ちゃん、頑張って潮吹いてみてね」
「あっ、やだっ!またっ、あっ、あっ―――あ"ぁもうっ…ッッ!!!」

脳の奥まで揺さぶるような衝撃に遼の体がガクガクと震え、太腿にぐっと力が入った瞬間、秘裂のやや上からピュッと透明な液体が噴き出した。

「ははっ、上手に出来たね。じゃあもう一回やってみようか」
「嘘っ、やだっ、今イった!イきましたっ!!続けないでっ!!」

尚も続けられる陰核への振動に、遼は体を震わせて泣きながら訴えるが、近藤は躊躇うことなく器具の先端で捏ねるように陰核を弄る。

「や"めっ、もう"っ――イ"っ…くぅぅうっっ!!」

遼の体から先程よりも勢いよく液体が噴き出し、近藤の手や腕を汚した。
器具の電源を止めた近藤は、濡れた自身の体を見てくすりと笑う。

「あーあ、やっぱり服を脱いでてよかった」
「流石に痙攣しまくってるな。つーか、トんだか?」

ベットに上がった土方は、天井を見上げてヒューヒューと呼吸を繰り返す遼の顔を覗き込んだ。
濃茶の瞳は焦点が定まらず、だらしなく開いた口元からは涎が垂れ、いつの間にか噛みしめていたのか、ぽってりとした下唇は薄く切れて血が滲んでいる。

「……生きてはいるな」
「暫く休憩したら、今度は中も弄ってあげようか」
「じゃあ次は俺の番だな。ホラ、弄ってやるから目ぇ覚ませ」
「うっ、あ"……」

開いたままの遼の口に右手の人差し指と中指を突っ込んだ土方は、蹂躙するように口内を犯した。上顎や舌を指先で丁寧になぞるその動きに、遼の意識が僅かに覚醒する。

「ヤニくせぇ指だろ?
 今からこの指でお前の中を弄り倒してやる。俺がタバコ吸う度に、今日の事思い出せるようしっかり覚えとけよ」
「っ、んあっ」
「お前、口だけでイけんのかよ」

揶揄う口調に遼の頬に朱がさし、じわりと涙が滲んだ。

「まだ羞恥心が有るのか。――逆らう気なんて起きねぇように、しっかり躾てやらないとな。なぁ、近藤さん」
「ああ、勿論」
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