• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第21章 感覚強化訓練



翌朝…──


炭「今日までお世話になりました!!」


『はい。これからも頑張ってくださいね。』


ペコーッ、と頭を下げる炭治郎に杏は優しく微笑む。


そして、手に持っていた風呂敷を炭治郎に渡す。


『炭治郎くん、これを不死川さんに届けてくださいますか??』


炭「はい!!これは…おはぎですね!!」


クンクン、と鼻を動かし、パッと笑う炭治郎。


『正解です。よくわかりましたね。』


炭「鼻がいいですから!!
すごく美味しそうな匂いです。」


『ふふっ、ありがとうございます。』


炭治郎のドヤ顔に杏は小さく笑いが溢れる。


『くれぐれも不死川さんと揉めないように気をつけてくださいね。』


炭「善処します!!」


杏からのやんわりとした苦言を曇りなき眼で返す炭治郎。


『……まぁ、いいでしょう。
では、またいつか。』


炭「はい!!ありがとうございました!!」


元気に不死川邸へと駆けていく炭治郎に手をふる。


音「杏さま。少しよろしいですか??」


『えぇ、勿論。どうしました??』


音羽からの相談に答えながら、心の中で小さく呟いた。


杏(総力戦まで恐らくあと僅か。
さぁ、今日もまた頑張りましょう。)





/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp